東京寄席
「よせ」と言われたところでやめない演芸噺

第12回
東京寄席三月壱の席−「席亭お勧めの落語会」

いらっしゃいませ、こんばんは。
席亭の横山でございます。

皆さんご無沙汰しておりました。
しばらく間があきましたが、この間、私は本業が忙しかったり、
体調を崩したりで、すっかり筆(?)不精になっておりました。

マクラはこの辺にして、早速本題に移りたいと思います。

今まで皆さんに寄席や落語会に行ってみてはいかがでしょうかと
お話してまいりましたが、
じゃぁ、その私は一体どんなモノを見に行っているのか?

3月は結構行ってますね。
本多劇場でやった「昇太ムードデラックス〜古典の日」、
池袋演芸場の「小朝の若手特選会」、
所沢でやった「立川談志独演会」・・・。
月末にも「我らの高田笑学校」を見に行く予定もありますし。
 
そんな中で皆さんにお勧めしたい落語会が一つあるのです。
その名は「巣鴨四丁目落語会」。

その名のとおり、豊島区巣鴨四丁目にある
「Studio Four」という
70人で満員になるほどの小さなフリースペースで
行われている落語会があるのです。
私はこの会に2月、3月と通っております。
何故か?
それは、この会のレギュラー出演者が
あの立川志の輔師匠だからなのです。

実は私、志の輔師匠のファン。

ホール落語が主な活動の場となる師匠の高座を、
この規模で定期的に見られるのは、
おそらく都内ではここだけでしょう。

ちなみに2月は共演者が最後まで決まらず、
結局、二席(「猫の皿」「禁酒番屋」)演じ、
今月は一席のみながら、「百年目」という人情噺を
1時間以上かけて熱演。
内容は毎回、充実しています。

志の輔師匠ファンの方でも、この会の存在を知らない方が
多いのではないでしょうか。
本当は知らないままでいて欲しいところなのですが・・・。

ちなみに4月も4日の木曜日19時から、この会が行われます。
志の輔師匠はもちろん出演。
共演者は真打になったばかりの若手柳家一琴師匠、
漫談の寒空はだか師匠が予定されています。

来月分は志の輔師匠の出演が決まるのが遅かったせいか、
チケットにはまだ余裕があるそうです。
詳しくはStudio Fourのサイト
http://www.h3.dion.ne.jp/~studio4/
をご覧ください。

この会では演者の言葉や表情だけでなく指先の動きや息使いまで、
細密に落語を楽しめますよ。
志の輔師匠ファン以外の方も、是非一度
足を運ばれてはいかがでしょうか。

ちなみに、私はこの会の関係者じゃありませんからね。
一落語ファンとして、お勧めするのです。

ではでは。

2002年3月某日
東京寄席席亭 横山 講志

※ 落語ファンなら池袋演芸場4月上席夜の部は必見ですよ。

(つづく)

02/08/02 UPDATE

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