二股!
荒川裕治によるフットボールコラム

決戦に向けて
「荒川ダービー」を前に

93、94年の2年間で3度、優勝の瞬間を見させられたことがある。
強烈だったのは、93年の1stステージ。
ジーコとアルシンドがピッチサイドで見つめる中、負けた。
ホント、あのときはキツかった。

……そんな昔話はいい。
とにかく、目の前で優勝を見せられたくはない。
相手が赤いチームならば、なおさらだ。
マリノス戦後、選手何人かは
「自分たちは空気が読めないから」
と笑っていたが、そういうことではなく、
今年最後のホームゲームだということを忘れてほしくない。
まだまだやれる文丈の引退発表もあった。
勝って、笑顔で締めくくり、大分に行こうじゃないか。

あまり戦術的なことは書きたくないが、
前節の赤いチームの3得点はすべてセットプレーから。
とにかく今年の東京はセットプレーに脆い。
冷静に、しかし厳しく行ってほしい。
大きなクリアで逃げても、誰も文句は言わない。

もう一つは、後半のシフトチェンジだ。
横浜戦の前半は非常によかった。
本来の東京を取り戻したアグレッシブなサッカーを見せてくれた。
しかし、後半は息切れしてしまい、
横浜にペースを握られてしまった。
適切なメンバーチェンジで、
アグレッシブなディフェンスを維持するのか。
思うに、わざとラインを下げて、前線へ長いボールを蹴るようにして
相手の「やる気」を削ぐのもいいのではと、考えている。
そのためには必要なのが平山。
ただ、よくボールを追いかけて下がってくるのを
目にしてしまうのだが、それじゃあ、困る。

わかるか、きみが下がってきたら意味がないのだ。

相手チームの3ラインを間延びさせて、
相手の攻撃を単発で終わらせるためでもある。
前へ前へのチェイシングはOKだが、
自陣に向かって下がる動きは無用だ。
この大事な試合だからこそ、平山に期待したい。

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ちなみに来週は木曜の夜から大分に入っています。
地域リーグ決勝大会の決勝ラウンドもあるんですよ。
今日も、これから熊谷に行って1次ラウンドの試合を見てきます。
ではでは。

(つづく)

08/16/05 UPDATE

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