二股!
荒川裕治によるフットボールコラム

しぶとくなった東京
7/12 J1ファーストステージ・浦和対東京

レッズ戦、とにかく勝ってくれてホッとしています。
ケリーのゴール(山田の?)が決まった瞬間、
記者席のど真ん中で大きな拍手を送ったのは、私です。

試合前日のラジオでは
「勝たせてもらいます」と言わせてもらいました。
目の前の女性キャスターは、
比企郡川島町在住という生粋の埼玉県民。
ムキになって僕の言葉を打ち消そうとしていましたね。
「いいえ、レッズが勝ちます」と。
年に2回、多くの埼玉県民を敵に回すという暴挙ではありますが、
できる限り続けていきたいものです。

ただ内容に関しては、なんとも。
チームとしての攻撃は今季最低だと思います。
守備から攻撃に転じる速さが遅かったのと、
FWとDFラインの間が間延びしすぎていたからです。
前半は引いて後半勝負ということだったそうなので、
まあ、慣れないことをすると
こういうことになるのかなと思いました。
見ていて、どうしても全員が全員、
同じ意識を持っていると思えませんでした。
ちょっと付け焼き刃のような気がしましたね。
他のチームに対して、あんな中途半端なDFの引き方ならば、
あっさりやられていたと思います。
レッズ相手だったから、よかったようなもの(笑)。
敢えて言えば、チーム戦術として
マンツーマンディフェンスしかやっていないようなレッズに
ボールを持たせるとこういうことになるんだというお手本だった
というと収まりがいいでしょうか。

しかし、この戦い方を別の角度から見たら違います。
「前半からイケイケというサッカー」から
「前半は引いて後半勝負」を敢えて見せてくれたのは、
東京にとって大きな意味があると思うのです。
要は、それだけ勝負にこだわったということではないでしょうか。
それはある意味、進歩だと思うのです。
実際、試合後に文丈から
「しぶとくなったね、ウチのチーム」
と聞かされました。
試合としてはつまらなかったののは、原さんも認めていました。
だからこそ、そこは進歩だと素直に受け取りたいと思うのです。
合わせて、現在6位。
可能性は高くないけれど優勝の可能性があるということと、
8月5日のレアル戦に向けて、
少しでも順位をあげておこうという狙いもあるのではないでしょうか。
なんとか、3位ぐらいでレアルと戦ってもらいたいものです。
そのためにはあと3試合、全勝で終わってもらいましょう。

ちなみに、この1−0という僅差の試合を見た翌日、
5−3、9−2という凄い試合をハシゴしました。
草サッカーではなく、プリンスリーグとLリーグなんです。
メモをとるのが大変でした。

最後になりましたが、女子代表、
ワールドカップ出場おめでとうございます。
ただ、Lリーグが盛り上がっていないことが気がかりです……。

(つづく)

07/16/03 UPDATE

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