二股!
荒川裕治によるフットボールコラム

開幕、連勝

結局、2月は1度も更新できませんでした。
すみません、あまりにも忙しかったものですから。
今は、開幕してくれて、やっと落ち着いたところです。

何で忙しかったかといえば、今度の3月16日発売の
「FC東京オフィシャルハンドブック」を制作していたからです。
意外と苦戦してしまいましたが、制作スタッフの皆さんと
東京の広報スタッフの努力で発行の運びとなりました。
特に“カリスマ広報”にとっては、
「ファンブック」に続く大作業でしたが、頑張ってもらいました。
思うに、クラブオフィシャルの印刷物は、
クラブの担当者のこだわりが正直に表れるもの。
今回はいいものができたと思っておりますが、いかがでしょうか。
マリノス戦の観戦のお供にしていただければ幸いです。

で、チームについてですが、
内容的には鹿島戦がよかったのは間違いないのですが、
個人的には、この場は浦和戦の勝利を褒めたいと思っています。
うれしさの余り、試合後、多くの選手、スタッフと
がっちり握手をさせてもらいました。
しつこいですが、この勝利、「個人的に」非常にうれしいのです。
そこで収穫を2点ほど書かせてください。

まずは、星の活躍でしょうか。
由紀彦の欠場は、チームにとって大きかったかもしれません。
浦和への威圧感という部分では、やや劣っていたかもしれません。
しかし、星と成光のアウトサイドである発見がありました。
それはポジションチェンジです。
確かに由紀彦と成光のコンビでも、
ポジションチェンジはあるのですが、
効果的だった場面が、思い出されません
(昨年は取材した絶対数が少ないので、
 断定すべきではないでしょうが)。

前半、星と成光は、ポジションチェンジを1度だけしています。
12分過ぎ、それも5分程度だったでしょうか。
別にそのときにはコレという効果は見られませんでしたが、
2人の中でやれるという判断がついたのは察しました。
で、後半の頭、右にいるはずの星が左に、
右にいるはずの成光が左へと動いていて、得点が生まれます。
山田は、成光をうまく抑えていましたが、
星については情報が無かったのでしょう。
もちろん、城定も成光の動きは頭に入っていなかったでしょう。
昔、左に岡本、右に成光という時代がありましたが、
あの頃は果敢にポジションチェンジを行っていましたね。
まあ、今の成光は、あの頃以上に弾けていますが(笑)。
星については、昨年1年、
アルディージャでくすぶっているのを見ていただけに、
少し感慨に耽ってしまいました。
次は、ゴールを決めてもらいたいものです。

もう一つは、宮沢です。
実際には伊藤が負傷したので、
交代させられることはなかったのですが、
文丈が抜けてから宮沢が機能しなくなってしまいました。
後半には、足を痛めて動けなくなる時間帯もありました。
しかし、それでも原さんは宮沢を代えようとはしませんでした
(どう見ていたのかは、改めて聞こうと思っていますが)。
信頼されているのだと思います。試合後、宮沢に
「今日の収穫は90分ピッチに立っていられたことでは」
と聞くと「それが一番、それだけです」と答えてくれました。
自信が付いたと思います。

この1勝は、ただの1勝ではないような予感がしています。
それはチームにとっても、選手一人ひとりにとっても、
この1stステージを振り返るときに、
この試合の勝利の本当の価値が出てくるのではないでしょうか。

それにしても浦和、ラジオの関係があるので気にはしています。
開幕戦よりはコンパクトになって
いい形ができていると思うのですが、
クロスボールがひどすぎます。というよりも、
エメルソンを“前に”走らせるようチーム内で
共通理解を持てばいいだけのことのように思うのですが。
FWは、活かしてナンボなんですけどね。

最後にお知らせです。
今季は、アルディージャのオフィシャルライターから外れました。
イヤーブックは書くには書きましたが、
シーズンに入ってのマッチデープログラム等の
執筆は行っておりません(でも、すでに2試合、見ています)。
で、コーナータイトルの「二股」、気に入っているのですが、
変えようかどうしようか悩んでいます。
ご意見、ご希望(笑)、お待ちしています。

(つづく)

03/13/02 UPDATE

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