二股!
荒川裕治によるフットボールコラム

来季の話

まず最初に前回の訂正から。
福岡戦でサンドロが負傷したのは、唇でした。
頭と書いていましたが、訂正させていただきます。
失礼しました。

さて、まずは東京の話題から行きましょうか。
横浜戦は行くつもりでしたが、風邪をひいてしまい、
大事を取りました。
扁桃腺を取ると熱が出ないなどいう話も聞いていましたが、
ウソです。しっかりと38度6分まで出てしまいました。
まあ、1日で退いてくれたからよかったんですけど。
術後1ヵ月、思わぬ高熱に驚きました。

で、横浜戦ですが、ケリーとアマラオがいないチームで、
追いついてのドローというのは、
評価してもいいのではないでしょうか。
鏑木、マリノスには強いですね。
さらにセレッソ相手に5得点。
セレッソは残念ながらJ2。
蛇足ですが、
もし森島が来年のワールドカップを最優先に考えるならば、
J1のクラブに移籍するべきです。
試合数の多さによる疲労と
レフリーのレベルに起因するケガが心配されるからです。

で、東京の5得点は素晴らしかったんですが、
最後の2失点目はいただけません。
それが「東京らしさ」と言うかたもいらっしゃるでしょうが、
やはり何とかしなければならない課題でしょう。
リーグ戦で優勝争いをしようというのならば、
得失点差も考慮した戦い方を選手全員ができなければいけません。
そういう意識の積み重ねが、
“強い”チームを作っていくと思うのです。
最後3試合の戦いに、
来期への可能性を示してもらいたいものです。

次にアルディージャですが……
2001年のアルディージャのJ1への挑戦は、
42試合で潰えました。
11月3日、最後の直接対決となった山形戦に敗れた時点で、
すでに可能性はほとんど無くなってしまったのですが、
6日の水戸戦でまさかのドローと
自らピリオドを打ってしまいました。
仙台は3−0で甲府に敗れる波乱もありましたし、
川崎が結局はVゴールで敗れてしまいましたが、
京都相手に意地を見せてくれました。
89分、久野のFKに盛田が頭で決めた同点ゴールは、
京都を一気に地獄へ落とすかのような威力がありました。
今年のJ2も最後までドラマがあるのかな
と思わせられた1日でした。
だからアルディージャには、勝ってもらいたかったのですが。

試合後、ゴール裏の最前列に一人立つサポーターの姿を
双眼鏡で見ていました。
泣きながら声を上げていたサポーターを見て、
来年も厳しい戦いに挑まなければならない現実を
目の当たりに見せつけられました。
ある選手にこのサポーターの話をしたところ、
その一瞬選手も言葉を失いました。
けっして観客が多いとはいえない大宮公園サッカー場ですが、
熱いサポーターは存在しているのです。
悔しいという気持ちは、選手以上だったのかもしれません。
そんな話をしていたら、
横で聞いていた某テレビ局のレポーターが
泣き出してしまいました。
しかし、それがJ2を戦うということなのです。
勝者と敗者がはっきりと分けられる一線
−−それが、この時期なのではあるのですが。

ちなみに来年、アルディージャとどうかかわっていくかは、
まだ未定です。
へたをすると、年明けには「二股」というタイトルを
変えなければいけないかもしれません(笑)。

最後にイタリア戦のことを触れておきましょうか。
イタリア代表の皆さん、お疲れ!
芝が悪くてごめんなさい。
もっと芝がよければいいプレーを見せてもらえたのでしょうが。
しかし、あんなにボコボコになって、
土曜のレッズとレイソルの試合が心配です。
一応、日本代表については、
森島はやはり必要不可欠だということを再認識でき、
疲れがあったのでしょうが、
小野は進化していることを確認できました。

みなさん、スタジアムはいかがでしたか。
見やすいと思うのですが、いかがでしょう。
記者席はちょっと辛いです。
狭いので苦労しました。

くどいようですが、水曜の試合、国立でやってくれたら、
イタリア代表、もっといいプレーを見ることが
できたんでしょうね……。

今回は、次回の予告をしましょう。
次回は今、毎週ラジオのレギュラーを持っている
という話を書こうと思います。
そう、しゃべっているんですよ。“埼玉”ローカルで(笑)。

(つづく)

11/14/01 UPDATE

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